保育士 資格
保育士とは、児童福祉法によって定められた国家資格で、保育所などの児童福祉施設にて子供の世話をする方の事を言います。エプロン姿の保母を想像する方も多いと思います。
実際に1999年まで「保母」が正式な職業名でしたが、男女雇用機会均等法の影響で「男性の保母(=保父)さん」が出てきて、実情に合わないということで、1999年の4月に保母と言う名称が保育士に改められたという経緯(※)があります。
幼稚園の先生と混同される方が多いですが、幼稚園の先生は幼稚園教諭(学校教育法)ですので、立場や監督省庁が違いますので注意してください。
保育士の需要に関して、待機児童(保育所に入所希望しているが、諸事情で入所できない児童)の問題があり、政府が保育所を増設を進めている為、需要自体はかなり高いです。
しかし、派遣やアルバイト等の不安定な就労条件が多く、業務自体がハードで責任が重いにもかかわらず、平均月収が正社員でも約20万円となっています。(派遣やアルバイトは基本的にボーナスや各種福利厚生が受けられないことが多いので相対的にもっと少ないです。)
基本的に顧客が若年層で保育料の値上げが難しい状況(認可保育園は収入によって保育料が上下しますが、認可保育園自体の絶対数が足りていない状態)とはいえ、あまりにも末端で働く保育士が報われていないような気がします。
また、派遣等の労働形態に関わらず、絶対的に保育士の数が足りないため、過労や精神的なストレスによるうつ病など、問題が山積しているため、労働環境の改善が叫ばれています。
※それまで正式な職業名が保母の為、保父さんが公文書に職業を記入するときは、男性にも関わらず「保母」と書かなければならなかったという悲しいエピソードがあります。
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